ぼくのお日様 - ハンバートハンバート
この歌は優しいメロディと2人の綺麗なデュエットが大好きです。
それなのに、久しぶりに聴いて思いがけなく罪悪感に苛まれてしまって。
誰に言うわけでもない暗い話なので、ここに書いてるわけです。
僕は言葉が うまく言えない
始めの音で つっかえてしまう
大事なことを 言おうとすると
こ こ こ 言葉が
の の の のどにつまる
YouTubeのコメント欄に吃音症の方がコメントをしているのを見て、ふと小学校の同級生を思い出したんです。
本当に恥ずかしい話ですが、吃音症のことをそのコメントで知ったのです。
「あぁ、彼も吃音症だったのか」と。
小学校低学年の頃の記憶(高学年の頃には彼の吃音も大分よくなっていました)なので曖昧ですが、それでもきっと、彼を傷つけていたということは分かります。
子供は無邪気ですが、裏を返せば残酷です。
何にも知らないから、とんでもないことを言ってしまうことがある。
僕も彼に最低なことをしていました。
周りの友達と一緒に彼の吃音をからかったことがありました。
「面白がる」くらいの感覚だったろうなと思います。
本当に申し訳ないことをしたと思います。
それでも彼は僕を避けるでもなく、遊んでくれました。
中学は別のところに行ってからしばらく会っていませんでしたが、成人式で再会できました。
一緒に写真も撮ってくれました。
すごく個人的な懺悔になってしまいました。
でも気づけて良かったです。