Life Is Party

NEW MUSIC , NEW LIFE

Carry On - Norah Jones

 

夫婦を見つめながら歌うノラ・ジョーンズの眼差しが優しい。

 

 

日本語字幕をオンにすると訳を見ながら動画を見れます。

最近まで知らなかった…。

 

この諭すような歌い方に程よいBPM、それにノラ・ジョーンズのあたたかくて癒しを含んだ声が穏やかな心にしてくれます。

 

Let`s just forget,  leave it behind

And carry on

 

「しがらみは置き去って、とにかく前に進みましょう」

 

もう何年も月日をともにしたパートナーに向けた曲のようです。

ノラ・ジョーンズはもう恋愛だとか、パートナーとの関係において、悟りの境地に達しているようなイメージがあります。

 

この曲は2016年リリースの『DayBrakes』に収録されている彼女のキャリアのなかで比較的新しい曲です。

結婚をして二児の母親となった彼女はデビュー当時から円熟味を増しているなぁと思います。

 

 

この曲、いやこのMVを見ると両親が思い浮かびます。

 

 

夫婦の仲を経験したことなんかないですけど、夫婦って言ってしまえば赤の他人の二人が一生を寄り沿って生きていくことじゃないですか。

これって本当にすごいことだなと思います。

 

もちろん結婚は難しいもので、離婚を選んでしまうカップルも沢山いるわけで。

幸せなことに?僕の親戚に離婚した人を僕は知りません。

僕の叔母さん夫婦は仲が良くて、いつも羨ましいく思っています。

 

叔母さん夫婦に送ってあげたい曲です。(笑)

 

 

とがる - カネコアヤノ

 とがっている。

 

 

今夜も月が綺麗

それだけで幸せ

 

マズローの5段階欲求っていう説がありますよね。

生理的欲求に始まり、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、そして自己実現の欲求。

 

欲求を満たしてもまた次の何かを追い求めてしまうものだということです。

よく言えば向上心。悪く言えば貪欲。

 

今このとき、自分は満たされていて幸せだと心の底から言える人ほど幸な人はいないなと思います。

 

健康で毎日働いていたり、学校に行っている人たちは承認欲求や自己実現の欲求にむけて日々をいきていますが、時々、おわることのない「椅子取りゲームへの手続き」に疲れ果ててしまうことも多いです。

僕も時々そうなります。

 

そんな時に聴くこの歌詞には少しハッとさせられます。

心に余裕が生まれるというか、急いてばかりいても消耗するだけだと思えるんです。

 

 

いつだって苦しいよ

だけど今日は楽しい

 

こういう風に思えてしまえば毎日楽しいじゃないか(錯乱)。

でも冗談抜きで自己暗示のように「楽しい」と思ってしまえば最強だなぁと思います。

「だけど」っていう話ことばみたいに彼女の歌はとっつきやすい言葉に溢れています。

 

人と話す中で気に入った言葉をメモするそうですがいい言葉ばかりです。

 

 

変わる変わる変わる

変わっていく覚悟はあるはずだ

 

 自分に問うイメージです。

「覚悟はあるはずだ、とがっていけ」

強気に、そして前向きになれる最高の曲。

 

カネコアヤノは日常を、心の機微を交えて歌うことができる人だなと思います。

本当に素敵なシンガー。

 

 

 

街の報せ - cero

 

安らいで心が穏やかになる曲。

「独りの夜」に聴いて楽しくなります。

 

 

ファミレスで聴く Roy Hargrove

国道沿いで買う缶コーヒー (タバコはほどほどに)

携帯の充電ならとっくに切れたけど

坂道を登り 振り返れば  (悪くはないんだよ)

 

メロディーに対しての言葉の乗せ方が巧みで、すごく気持ちいい。

 

ファミレスってコンビニと同じで夜の街で煌々と光を放っていて、僕はその存在に一種の安心感のようなものを感じます。

特に国道沿いでは、どんな真夜中でも逞しく光を絶やさないでいる。

 

携帯の充電が切れる前はソワソワしてしまう現代人。

でもいざ切れたら、意外にも心はスッと軽くなる気がして。

俗世から離れたところにいる気になって少し高尚な気分にすらなります。

 

登る前は億劫に感じた坂道も振り返ってみれば、街を見下ろせていいもんです。

 

Ooh, baby can you hear callin` from that city?

 

高城さんは英語ネイティブですかね?

とても自然で流暢な英語でかっこいいです。

 

 

日本のミュージシャンも、もし英語圏に生まれてたら世界中から賞賛を浴びそうな人たちは沢山いますよね。

 

日本語にひそむ良さはもちろんあると思いますが。

最近は韓流ミュージシャンがヒットしてるので日本の音楽が脚光をあびる日が来ないかなーって思ってます。(笑)

 

 

 

「街の報せがきこえるかい?」

これぞ至高のシティポップ!

 

 

はぐれ雲けもの道ひとり旅 - 長澤知之

 

少しその町を離れて   携帯の電源を切って

しばらく友達も忘れて  鈍行に揺られるだけでいい

君にとってその生活が時折負担になったなら

恋しくなるまで旅をして

恋しくなったら戻ればいい

 

 

はぐれ雲けもの道ひとり旅

はぐれ雲けもの道ひとり旅

  • provided courtesy of iTunes

 

この曲は青春18きっぷ旅にピッタリすぎます。

テーマソング。

 

そしてこの歌の人生を達観した歌詞。

いつ聞いてもスカッとします。

 

人生の死は終末なんかじゃない

生涯の完成であり、無ではない

いいや、人生のことなど僕はわからない

けもの道のように続くだけ

 

死生観と人生観。

与えられた生を全うすれば、けもの道のように後ろに形となってその人の生きた跡が残る、ただそれだけだと。

 

人生に悲哀は気取りでしかない

人生に素直は演技でしかない

いいや、人生は方位磁石も星もない

ひとり旅のように風任せ

 

「悲しんで立ち止まってる暇があったら楽しんどけよ」みたいなことかな。

 

左巻きのゼンマイ」では同じようなことを歌っています。

 

答えは風の中 誰かの受け売り

 

「誰か」はボブ・ディランですよね。(笑)

答えは風の中、つまり掴みようがないから人生に答えは存在しないも同然だと。

 

つまり「深く考えずに生きろ!」と。

 

そういう曲なのかな。

すこし拡大解釈のような気もしますが大好きな曲です。

 

 

 

O Pato - Joan Jilberto

ボサノバの名曲。

 

ボサノバはこの曲から入門するべきだと思います。

 

 

なんてったって親しみやすい。

リズミカルで可愛いく、楽しげな曲調。

 

日本語にすると「アヒルのサンバ」。可愛い。

 

ポルトガル語でさっぱり何を言っているのか分かりませんでしたがこちらのページの訳をご覧ください。

アヒル・・・ (Opto): Bossaなタンコのてくてく日記

 

 

結構ちゃんとしたストーリー仕立てで笑います。

なかでも、「ガチョウさんとのパフォーマンスは野暮ったかったけれど」は面白い。

 

最後に歌の練習をしていたところ、みんな池に落ちてしまうとか可愛いすぎる。

 

クェン、クェン、クェン...。

思わず口ずさんでしまいます。

 

 

名曲中の名曲なので様々カバーがあります。

Girberto Gil によるカバーが一番有名ですかね。

 

僕は原曲よりもこちらをよく聴きます。

 

 

ボサノバは気兼ねなく聴けるのが良いところ。

 

陽気な気持ちになります。

 

ウサギのバイク - スピッツ

 

あったかい春の日に最近聴いている曲。 

 

ウサギのバイク

ウサギのバイク

  • provided courtesy of iTunes

 

草野さんのスキャットスピッツ史上一番長い曲です。

最初は歌がなかなか始まらず、こういう曲なのかなと思いましたね。

 

ウサギのバイクで逃げだそう

枯れ葉を舞い上げて

優しいあの子も連れて行こう

 氷の丘を越えて

 

僕はスピッツの歌詞に関しては半ば理解を諦めているところがあります。

ウサギのバイクがなんなのかも分かりませんでした。

この記事を書くにあたり、YouTubeを見ていたら「ラビット」という二人乗りできるバイクが前にあったというコメントがありました。

 

なるほど、と。

 

となるとこの曲は「逃避行」の歌なんでしょうか。

僕が気になるのは「優しいあの子」という第三者

三人乗りは危ないよね、、、

 

人じゃないかも知れないですよね。

草野さんと愉快な仲間たち、みたいな。

 

「氷の丘」ってなんですか? 

「枯れ葉」が出てきたりしているので、季節は冬なんでしょうが、「逃避行」の歌と考えると社会の風刺だったりするんでしょうか。

もうディストピア的な世界とこれから行く幸せな世界との境界が「氷の丘」だったりして…。

 

さわやかなメロディーでも、実は少し怖い世界を歌っていると言われる曲はスピッツには何曲かありますが、この曲もその一つかもしれないですね。

 

 

あと、最近始まった朝ドラにスピッツの新曲「優しいあの子」が流れてますね。

まるまる同じワード。

しかも、この曲のサビでは

 

優しいあの子にも教えたい

 

似すぎている。

さらには、、、

重い道を押し開けたら暗い道が続いている

めげずに歩いたその先に 知らなかった世界

 

「氷の丘」と似たものを感じずにはいられないです。(笑)

 

アルバム曲らしいアルバム曲ですが、草野さんのなかでは、大事な世界を歌っている曲なのかも…。

 

 

カメレオンガール - キリンジ

 

イヤホンから流れてくるたびに相変わらず面白い歌だなと感心してしまう曲です。

 

こんなに歌詞が面白い曲は他に知りません。

単に面白いのではなくて凄く巧妙な面白さがある曲なんですよね。

 

 

君に 待ちぼうけをくらって 

僕は カフェテラスの悲しいオブジェさ

 

この絵がすぐ頭の中に浮かんできて、ぷぷぷっと笑えてきます。

オブジェってことはショックで完全に固まってしまっているのか。。。

 

まだきっと交際が始まっているわけではない女性のようですね。

ただ彼女に待たされるだけなら「悲しい」とはならないですから。

 

デートに誘ってはみたけど、待ち合わせの時間に来てくれなかったら「すっぽかされたかな」と思って悲しくなりますもん。

 

心の穴に菓子パンをねじ込み

腹の虫の機嫌をとってるのさ

 

結局すっぽかされたんですかね。

ユーモアが溢れすぎている。

 

ぽっかり空いた心の穴の応急処置としては、やや弱いのでは?(笑)

待ちぼうけのせいでお腹がグウグウに空いてるのにも注目。

 

七色きらめく カメレオンガール

報われぬ僕のラブソング  ハハハ

色褪せた男の背中に

君は夏の模様の 爪痕を残した

 

「ハハハ」と完全に自嘲モードに入っています。

「カメレオンガール」と「色褪せた男」の対比にはうなります。

 

落ち込んでる人って確かに顔色が悪かったりして「色褪せる」っていう表現は適格だし、華やかで人によってコロコロと態度を変えるのを「カメレオン」と例えるのは、

今まであったようでなかった表現ではないでしょうか。

 

君が憎いよ  もしもパスポートが要るなら何をすればいい?

おもちゃも 赤いハイヒールも サファイアも ルージュも

あげたじゃないか  Uhhh...

 

思いを寄せる人の心への通行手形を「パスポート」と比喩しているんですかね。

 

この例えだけでも面白いですが、そのあとに続く貢ぎ物の羅列で笑えてきます。

健気だなぁ。同情するよ。

 

この歌は泰行さん作ですが、これがノンフィクションだったら意外です。

 

時間をおいて聴くとまた別の発見があったりするので、キリンジは面白いです。