Life Is Party

NEW MUSIC , NEW LIFE

to the moon - Yogee New Waves

 


「ひとりキャンプで食って寝る」っていうドラマのエンディングで流れているのを聴いて知りました。ドラマの雰囲気にあってて最高です。

 

 

最初の「グッバイ~」を聴いたとき、小沢健二かなと錯覚しました。角舘さんの声ってとろけるような、うとうとする夜に合いすぎる。

 

YouTubeのコメント欄には「ギターのカッティングが山下達郎みたい」ともありますし、Yogeeがシティポップの旗手として令和時代も駆け抜けていくんだろうと思います。

 

大人になって 自由になった

空を跨いだり  瞳に落ちて

 

「CLIMAX NIGHT」や「Like Sixteen Candle」然り、夜の都会を舞台にしたYogeeの歌は独壇場です。

 

フワフワした、飛べそうな気持ちになる。

小気味いいステップを刻んで全能感のままに街中を闊歩できます。

 

「たどり着けないぜ 」 そんなセリフには

最低さ そんな言い訳は

言葉にまみれ なにも言えなくても

ねえ 月まで行こう さあ

 

月まで飛んでいきたい気持ちを歌ってますが、月をテーマにした「野暮なことを言う奴ら」に対する反骨精神みたいなものもメッセージとして含んでるような気もします。

 

もちろん、大好きな人と月の大地から地球を眺めるのは憧れる世界です。

ジャズの超名曲の“Fly Me to the Moon”ができて、フランク・シナトラがカバーを発表した時代は丁度、アポロ計画の頃でやっと人類が月にたどり着いた頃でした。

 

いまや各国の宇宙競争は加速し、月への旅行計画は夢ではなくなりました。

 

月まで行っちまいたいというストレートな意味もきっと込もっているんだと思います。