Alone again ,naturally - Gilbert O'Sullivan
ミスチルの名曲「Over」の歌詞の起草元のような存在であるこの曲。
明るくて人懐っこい曲調なのに歌ってることは暗くて、ネガティブなこと。
そんな歌を作ろうとして「Over」が生まれたと桜井さんが語っていました。
桜井さんは「メロディと相反した歌詞のギャップに人は惹きつけられるのでは」と考えたそうですが、確かにそうかもしれません。
実際こういう歌詞とメロディにギャップがある曲は意外と多いです。
伊坂幸太郎の『重力ピエロ』には有名なセリフで「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」というものがあります。
人間の性としては、幸せになることを求めてしまうのだから、困難を前にして怯えていたらどうしようもないですし、深刻なことを聞かされるほうの身も考えたら本当にそのほうが良いのかもしれないです。
そして、この曲のナイスなカバーはこちらの弾き語り。
sammy copley という名前でYouTubeにカバーやオリジナル曲を投稿しています。
僕は彼女のカバーが大好きでよく聴いています。
表情豊かに歌い上げていますが、終始楽しそうです。
ギターもガットギター?なのか少し音が丸みがある感じでいいです。