Life Is Party

NEW MUSIC , NEW LIFE

SWEET MEMORIES

 

松本隆さんのトリビュートアルバムの「風街であひませう」を聴いていました。

 

SWEET MEMORIES

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小山田壮平さんとイエロートレイン。イエロートレインはandymori のアルバムによくコーラスとして参加していたPredawnこと清水美和子さん。

 

この曲はなんだかビートルズの「In My Life」に似たものを感じます。

テーマとして「過ぎ去った思い出や人を想う」みたいなものを感じて。

 

「In My Life」もよく小山田さんはライブのリハで歌ったりしますよね。

 

日本語詞の所を小山田さんが、英語詞の所をイエロートレインが歌っていますが、できるのであれば、その逆バージョンも聴いてみたいところです。

 

 

 

SWEET MEMORIES

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  • 松田 聖子
  • J-Pop
  • ¥250
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本家の松田聖子の曲も聴き直しました。

イントロのシンセサイザーに何とも言えない良さがあって。

歌もやっぱり上手で彼女が歌うからこその哀愁を感じました。

 

でもあなたを見たとき

時間だけ後戻りしたの

「幸福?」と聞かないで

嘘つくのは上手じゃない

友達ならいるけど

あんなには燃え上がれなくて

 

ぱっと思い浮かべるのは同窓会で昔、恋仲にあった二人が再開するシーンでしょうか。

「嘘つくのは上手じゃない」っていう間接的な表現は簡単なようですが、その人の心情を上手く表せていてすごいなあと思います。

 

よっぽど特別な恋だったんだなあ。

少なくとも彼は今は別の女性と交際していて、もとのふたりには戻れないんだとわかって、切ない気持ちになってしまう…。

 

あの頃は若すぎて  いたずらに傷つけあったふたり

色褪せた哀しみも今は 遠い記憶

Sweet Memories

 

哀しみに色はないけど、「色褪せる」という感覚は確かにあるなあと思います。

傷つけあって悲しんだ過去も今となっては甘い記憶なんだ…。

 

決して燃え上がるような恋だけが甘い記憶ではないんですね。

まだ僕にはわからないです。

 

 

 

名曲ゆえにいろんなミュージシャンがカバーをリリースしていますが、僕は奇妙礼太郎さんのカバーをよく聴きます。

はじめは「あー、CMの曲よく歌ってる人ね!」くらいにしか思ってなかったのですが、ライブサーキットイベントで彼をたまたま観て、その歌に聞き惚れてしまってからよく聴いています。

 

味わい深い、いい声で聴いていて楽しいんです。

 

SWEET MEMORIES

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YouTubeで見つけた「ボヘミアン・ラプソディ」

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

 

今週のお題の「10連休何してる?」に投稿してみようと思います。

 

僕の今年の特大GWは前半はバイトやら宿題やらをして、後半は実家に帰ってゆっくりしています。

忙しくて見れていなかった映画や、ため込んでいたテレビの録画番組を飛ぶ鳥を落とす勢いで消化していっています。

 

 

幸せ。

 

連休中にはレンタルが解禁された「ボヘミアン・ラプソディ」ももちろん見ました。

二回目ですが、泣いてしまいました。

やっぱり面白かったです。

 

 

そんな中でYouTubeをサーフィンしているときに見つけた、和むけれど、同時に才能に驚嘆する動画がこれ。

 

 

 

 

この子は目に不自由を抱えているそうです。

自分の求める音を手探りで探し出しているのが印象的です。

 

ピアノも物凄いけど特筆すべきはその歌唱。

こんな歌唱が六歳児にできようか。

子供の歌ってもっと奔放で、無茶苦茶です。

こんなに感情豊かに、熱唱できるなんて。

 

しかもところどころに自分なりのアレンジを入れていて、2:20くらいで「お、終わりかな?」と思ったら、ロックパートが始まりまったり、曲の終いにはまるでカメラの向こうに観客でも見えているかのように、"Anyway the wind blows"を連呼して、クライマックスになが~い"to~~ me~~~~~"。

 

そして、会釈なのかヘドバンなのか分からないダイナミックムーブ。

 

 

きっと何度もビデオでロックンロールスターを見てたんだろうなと思います。

僕もビデオで何度も好きなアニメを見て台詞を覚えてたし。

 

今思うと、子供の頃の吸収速度って本当にすごかったです。

熱中してもなかなか冷めなかったし。

この子の場合はロックスターに首ったけだったんだろうなと。

 

 

あー。この子のこれからが気になって仕方がないです。

 

辻井伸行さんみたいにピアノで有名になるのか、はたまたロックンロールスターになるのか。

いずれにしても、この非凡な才能を生かしたことをするんだろうなと思います。

 

 

 

犬の瞳 - 長澤知之

 

犬の瞳

犬の瞳

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この曲を初めて聴いたときは脳天を揺らされたような感覚になりました。

 

歌詞に衝撃を受けたとかではなくて、最後のどでかい大迫力のサビに強いインパクトがあったんです。

 その時はいつもより大きな音量で聴いていたので余計。

 

 犬の瞳にはバラもモノクロ

おんなじように君の見上げている空も

本当は赤いかもしれない  青く見えるだけさ

 

人の色覚が赤、青、緑の三原色であるのに対し、犬は赤がなくて、二色のみだそう。

 

空が赤いかもしれないというのは、当たり前のことも実は全く違う顔をしているかもしれないことなのか。

何かを風刺しているのか。

 

 

奴らの家はお花畑のなかにあって いつでも三時のおやつの時間

呼んでも呼んでも 気づかれないのは

君の言葉が日本語じゃないから

ポップソングを歌わないと  奴らには聞こえない

 

この歌に出てくる「奴ら」はいわゆる、リア充であったり、華やかな世界を生きる人たちなのかなと思います。

 

かなり失礼ですが、長澤さんってスマホ?を使わなかったり、SNSもしなかったりで、そういう世界とは離れている人という印象があります。

そして、今でこそ長澤さんは明るくて親しみやすい人って感じですが、昔はかなり尖っていたようで。

 

「奴ら」には「奴ら」の好きなものを見せないと(しないと)、見向きもしてもらえない。

世渡り上手でない不器用な人と犬の瞳の色弱をからめて解釈するのが妥当でしょうか。

 

 

ラブソングを書かないと  きれいなラブソングを書かないと

ポップソングを歌わないと  うまくポップソングを歌わないと

 

最後のサビのシャウトのような歌唱。

歌詞がどうこうとか考えるまでもなく圧倒されました。

 

 

社会のなかでうまく立ち回るためには。。。

難しいけど、それでもやっていくしかないですからね。

 

無題 - 長澤知之

 

心の洗濯。

 

 

心に消えない無題を抱えて

朝日に焦るよりは

いつか頷けたらいいのに 抗うことやめて

 

「朝日に焦る」っていうのは眠れずに夜明けを迎えてしまうことなのかなと思います。

眠れないのって本当に辛いですからね…。

 

あてのない人生に葛藤を抱えしまうのではなく、それを肯定して受け入れることができたらいいなと思います。

 

僕は深く考えてしまうタイプなので深く共感します。

 

ほどけない罪の枷に疲れて

うんざりするよりは

身を任せられたらいいのに

君と手を繋いだまま

 

人を傷つけてしまったことのように、誰しも過去に対して後悔を抱いているものです。

特に謝ることができなかった過去はすごく悔やみます。

 

過去に縛られるのではなく、今、隣にいる人を大切にしなきゃと思います。

 

鎮まって行く熱を感じてる

一人じゃないよ僕がそばにいるから

 

この曲で心が洗われる気持ちになるのは僕だけだろうか…。

 

 

この味のあるMVは長澤さんの描いた絵らしいです。

創作に生きる人だなぁ。

寝てるときの首がないのは気になってるんですけどね。(笑)

 

 

コーヒーブルース - 高田渡

 

最近、流れてくると散歩が捗る曲はこの曲です。

 

 

 

三条へ行かなくちゃ

三条堺町のイノダっていうコーヒー屋へね

 

 このコーヒー屋さんは実際にあるそうですね。

いつか行ってみたいです。

 

「行かなくちゃ」っていう表現はやっぱりいいなと思います。

歌のなかだと、義務があるというより、「吸い寄せられている」みたいな意味で使われる気がします。

 

何かに導かれているような表現だから惹かれるんでしょうね。

 

井上陽水の「傘がない」では「行かなくちゃ、君に会いに行かなくちゃ」、あとはandymori の「遠くへ行きたい」でも「遠くへ行かなきゃ」って。

 

 

 

 ねえ、熱いのをお願い

そう、熱いのをお願い

最後の一滴が勝負さ

 

ここの歌詞が好きです。

最後の一滴が勝負か。。。

 

でも、きっとコーヒーの味なんかは重要じゃないんだろうと思いました。

お嬢さんがコーヒーをいれる姿を見るのが幸せだったんだろうなと思います。

 

はたしてお嬢さんと高田さんに恋は芽生えたのでしょうか。

 

 

「生活の柄」で知った高田渡さん。

Wikipediaで経歴を見ましたが、ミュージシャンというより、ギターが上手なおじさん。

流れるように生きて、働いて、ときには歌を歌っていた人だったのかなと思います。

 

息子さんの蓮さんはミュージシャンとして活動していてお父さんのカバーアルバムを出しています。

声に渡さんの影を見ますが、自分なりの歌に仕立てられていて大好きです。

 

このアルバムは主要音楽ストリーミングサービスで聴けると思うので是非!

 

コーヒーブルース

コーヒーブルース

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Carry On - Norah Jones

 

夫婦を見つめながら歌うノラ・ジョーンズの眼差しが優しい。

 

 

日本語字幕をオンにすると訳を見ながら動画を見れます。

最近まで知らなかった…。

 

この諭すような歌い方に程よいBPM、それにノラ・ジョーンズのあたたかくて癒しを含んだ声が穏やかな心にしてくれます。

 

Let`s just forget,  leave it behind

And carry on

 

「しがらみは置き去って、とにかく前に進みましょう」

 

もう何年も月日をともにしたパートナーに向けた曲のようです。

ノラ・ジョーンズはもう恋愛だとか、パートナーとの関係において、悟りの境地に達しているようなイメージがあります。

 

この曲は2016年リリースの『DayBrakes』に収録されている彼女のキャリアのなかで比較的新しい曲です。

結婚をして二児の母親となった彼女はデビュー当時から円熟味を増しているなぁと思います。

 

 

この曲、いやこのMVを見ると両親が思い浮かびます。

 

 

夫婦の仲を経験したことなんかないですけど、夫婦って言ってしまえば赤の他人の二人が一生を寄り沿って生きていくことじゃないですか。

これって本当にすごいことだなと思います。

 

もちろん結婚は難しいもので、離婚を選んでしまうカップルも沢山いるわけで。

幸せなことに?僕の親戚に離婚した人を僕は知りません。

僕の叔母さん夫婦は仲が良くて、いつも羨ましいく思っています。

 

叔母さん夫婦に送ってあげたい曲です。(笑)

 

 

とがる - カネコアヤノ

 とがっている。

 

 

今夜も月が綺麗

それだけで幸せ

 

マズローの5段階欲求っていう説がありますよね。

生理的欲求に始まり、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、そして自己実現の欲求。

 

欲求を満たしてもまた次の何かを追い求めてしまうものだということです。

よく言えば向上心。悪く言えば貪欲。

 

今このとき、自分は満たされていて幸せだと心の底から言える人ほど幸な人はいないなと思います。

 

健康で毎日働いていたり、学校に行っている人たちは承認欲求や自己実現の欲求にむけて日々をいきていますが、時々、おわることのない「椅子取りゲームへの手続き」に疲れ果ててしまうことも多いです。

僕も時々そうなります。

 

そんな時に聴くこの歌詞には少しハッとさせられます。

心に余裕が生まれるというか、急いてばかりいても消耗するだけだと思えるんです。

 

 

いつだって苦しいよ

だけど今日は楽しい

 

こういう風に思えてしまえば毎日楽しいじゃないか(錯乱)。

でも冗談抜きで自己暗示のように「楽しい」と思ってしまえば最強だなぁと思います。

「だけど」っていう話ことばみたいに彼女の歌はとっつきやすい言葉に溢れています。

 

人と話す中で気に入った言葉をメモするそうですがいい言葉ばかりです。

 

 

変わる変わる変わる

変わっていく覚悟はあるはずだ

 

 自分に問うイメージです。

「覚悟はあるはずだ、とがっていけ」

強気に、そして前向きになれる最高の曲。

 

カネコアヤノは日常を、心の機微を交えて歌うことができる人だなと思います。

本当に素敵なシンガー。