しずく - 中納良恵
先週のインスタライブで折坂さんがカバーされていた曲です。
EGO-WRAPPIN`のボーカル中納さんのソロ曲、「しずく」。
こんなに素敵な曲を知らなかったなんて、と衝撃を受けた曲です。
恥ずかしながら、そもそも中納さんのソロ活動を知らなかったです。
年に数回ほどこういう出会いがありますが、急に世界が明るくなります。
おかげでこの週末は楽しかった。
かすれた朝日の中 蓮の葉の上のしずく
飛び込む前の一瞬は
どれくらい止まっていたの
冒頭から凄く引き込まれる歌詞。
「飛び込む」って言葉には少しドキッとするのは僕だけでしょうか?
清らかで軽やかなメロディに乗る文学的な言葉たち。
心の心地良いポイントをさらっていきます。
空には 声を失くしたまま
にぎりしめた 手を放してごらん
波紋ひろがる 放つ ここから
海原へ 消えていった
あぁ どこにもいない
難解でわからない。でもそれが良いです。
フワッとした世界をずっと楽しむことができる。
空と海を前にして深呼吸をしている気持ち!心がスッーとします。
中納さんのボーカルはアップテンポなメロディに乗ってエネルギッシュなイメージでしたが、こういうミディアムテンポな楽曲との親和性も凄まじいと思いました。
言うまでもないですが、ライブ映像も素晴らしい。巧い。
折坂さんが中納さんのアルバムに参加されたらしく、楽しみで仕方がありません。