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andymoriの「16」と折坂悠太の「窓」

 

andymoriの「16」と折坂悠太の「窓」

 

この二曲を聴いていて、ちょっと似た歌詞に気付いたので書き留めようと思います。

 

 

 

どこにも行けない彼女たち

駅の改札を出たり入ったり

変われない明日を許しながら

なんとなく嘘をつくのさ

 

(「窓」は3:43から)

 

東京は新宿 朝6時

シャネルもグッチも答えはくれない

行ったり来たりのあの子には

帰れぬ理由があるようで

 

 

どうでしょう。

なかなか通じるものがありますよね。

気づいたときはなんだか嬉しかったです。

 

オーリーの「窓」には新宿が出てきていて、andymori の「16」ではどうかと言えば、こちらもやはり東京っぽい。

 

となると、どちらもスポットを当てているのは東京の女の子。

そして、行き場もわからず、行ったり来たり。

 

シャネルやグッチなどのブランドを身に纏ってもなんだかパッとしない。

「変われない明日」と「答えはくれない」が意味することはもしかしたら同じなのかもしれません。

 

オーリーの歌は「朝6時」です。

一方で「16」の歌う時間帯は夕方もしくは夜遅くです。(これは僕のイメージ…)

僕のイメージが乱入してきてますが、この点は少し違うような気がします。(笑)

 

 

 

「16」がリリースされたのは2010年。「窓」がリリースされたのは2014年。

勿論、オーリーはandymori を知っていたでしょうし、自分も後に『平成』で受賞するCDショップ大賞を受賞した『ファンファーレと熱狂』を聴いていたことでしょう。

 

ひょっとしたらオーリーが無意識に同じ情景を歌ったのかもしれません。

でも僕はこれは偶然のような気がします。

 

小山田さんとオーリー。

歌や性格は全く異なる二人ですが、どこか似た何かを見出してしまう自分がいます。

おそらく彼らが、僕が今一番好きなアーティストの二人だからですが。

 

 

 

とにかく、どちらもすごくいい歌です。

 

『平成』が脚光を浴びていますが、「窓」が収録されている『あけぼの』もすんばらしいアルバムなので是非。