Got Til It's Gone - Janet Jackson
少し前に知った曲です。
YouTube見てたら全く聴かない人の動画が出てきました。
そういうときは大体、Google先生がオススメしてきているので、皆さん見逃さずクリックしましょう。
Googleには僕の好みがバッチリ見抜かれてしまっています。
今回はオススメのレベルが高かったのに驚きました。
僕はジョニ・ミッチェルが大好きなんですが、ジャネットなどのR&Bは余程好きな曲でないと聴きません。
この曲はジョニ・ミッチェルの "Big Yellow Taxi"をサンプリングした曲で、ジョニ・ミッチェル好きの僕にGoogleがオススメしてきたわけです。
調べてみるとサンプリングというよりも実際にジョニ・ミッチェルを招いてレコーディングをしたようです。
ジャンルが全くと言っていいほど違いますから、このオススメには驚きました。
AIすげえ。
"Big Yellow Taxi"は環境問題をテーマにした曲で知られています。
ハワイに旅行に出かけたジョニ・ミッチェルが目にしたのは、雄大な自然の中にどっしり構えるパーキングと車社会。
それって普通のことじゃない?と思いますが、1970年リリースの曲なので、今とは結構状況が違ったのかなと思います。
ハワイも今ほどの観光地ではなかったかもしれません。
"Got Til It's Gone" でサンプリングされている部分は、サビにあたるところです。
Don't it always seem to go that you don't know what you've got 'til it's-- ×3
You don't know what you've got 'til it's--
「何を持っているのか分からないのはいつものこと
その時になるまで何を持っているのか分からない」
「その時」とは、「もう手遅れだ」と気づいたときのことでしょうか。手遅れになるまで、文明の加速は止まるところを知らない。
そんな警鐘を鳴らす歌なのかなと思います。
男性ボーカルではQ-Tipsというラッパーが参加しています。
Joni Mitchell never lies
「ジョニ・ミッチェルは嘘をつかないのさ」
1970年からちょうど半世紀。
地球に住まう人類の文明はもう引き返せないところまで来てしまっているのかもしれません。
次に世界大戦が起こるようなことがあったら、人類はもう滅びるときなのだろうと思います。