Walk on the Wild Side - Lou Reed
先日の全感覚祭in大阪行ってきました。
七尾旅人さんがこの曲を日本語でカバーしていました。
思い出したようにこの曲を検索しましたが、やっぱり陽気な気分になれる曲です。
和むベースライン。
BPMは早歩きならちょうどいいスピード感。
それにスキャットは楽しい。
ライブ中の大きな音に身を任せて、みんなで口ずさむスキャットはもっと楽しいです。
doo dodo dodo doo dodo ...
この曲のWikipediaのページにも書いてありますが、トランスジェンダーの人々にスポットを当てた曲なんだそう。
歌詞にもわかりやすく出てきます。
Shaved her leg and then he was she
すね毛を剃って「彼」は「彼女」になった。
70年代のアメリカではゲイムーブメントが興り、この曲は性的マイノリティの人々には大きな味方になったんじゃないでしょうか。
「ワイルドにいこうぜ」は「野性的になれ」と解釈するよりも、生まれたままの自分の心に正直に生きようっていう風に受け取るとしっくりきます。
この曲を知ったのは、女性SSWにハマっていた時。
様々なカバーが存するこの曲ですが僕はこの人から。
少し前に来日していたAlice Phoebe Lou。
Alice Matthewが彼女の本名だそうで、"Lou"が名前に入ってるのは偶然ではなさそうですね。
気持ちいい、心の中を吹き抜けていく歌声。
楽しそうで見ている方も幸せになっちゃいます。
ライブ限定でたまに歌ってくれるようです。
最高だ。