Beauiful Girl - Gateballers
Gateballers、最近聴くようになりました。
何といってもGateballersは良い音を鳴らします。
ゆらゆら浮遊感の漂う、夜の散歩にピッタリな曲です。
ちょっと変わっていて、ユニークな歌詞も好きです。
ビギナーズラックと程よい手相でこの世の闇を照らせ
追いつかれまいとして 僕らは皆 恋に落ちる
小山田さんの『2018』にも参加していて、「ゆうちゃん」なんかは特にGateballersによるアレンジを感じ取れました。
弾き語りの荒削りな感じの「ゆうちゃん」もいいけど、あのアレンジも「ゆうちゃん」の子供の頃を想起させるノスタルジックな作風にピッタリだったなと思います。
The Dark Gift - Trans Am
Trans Amの『Red Line』より"The Dark Gift"。
どこからこの曲にたどり着いたのか、全く覚えがありません(笑)
エレクトロ・ポストロックに分類される同バンドですが、他の曲を聴く限り、どうやらインストバンドのようです。
僕はほとんど、インスト曲はプレイリストに入れたりはしないんですが、この曲だけは話が違って、よくプレイリストに入っています。
10分近くある曲ですが、その構成のせいか聴いていて長ったらしさを感じたりすることがないです。
次第に曲の雰囲気が変わっていくところがいいですね。
途中、なかなか激しい曲調になりますが、そこから終盤への収束がいい。
途中の激しい部分が彼らの平常運転の姿のようです。
No Matter Where We Go - Whitney
シカゴのバンド、Whitneyの『Light Upon The Lake』より『No Matter Where We Go』
なんと軽快で楽しい曲でしょう。ギターの音とボーカルの声も超素敵。
『Light Upon The Lake』はデモ音源を収録したアルバムも出されていてデモver.のこの曲も聴けます。
音が少しくぐもった様子だったり、ローファイな感じがまた曲の雰囲気にもぴったりでデモver.と言えどももう一つの完成形と言えると思います。
必聴です!下のバナーで聴けます。
No Matter Who - Margaret Glaspy
カリフィルニア出身のSSW、 Margaret Glaspy の『Emotions & Math』収録曲。
なによりもギャップがすごい。この可愛らしい女性からは想像できない渋かっこいい声。しゃがれている声とも違う、味のある声だなと思います。
どんな発声しているんだ…
ゆるーい雰囲気の落ち着く曲です。
反則級にいい声だ。プレイリストによく入れています。
Tiny Deskにも出演しています。よければ是非。
「Disco」と「 天気予報 」
ミツメについて、もう二つある超名曲も書かなきゃと。
耳が気持ちいい。このイントロでご飯一杯いけますね。
ギター、ベース、ドラム、ボーカルの完璧な調和を感じます。
イヤホンで聴くとなおさら。
踊り続ける青春を歌っている曲だと解釈しています。
この曲のメロディーが良いのは言わずもがな、面白いのは歌詞です。
「歩けたらいいけど」、「それだけでいいけど」、「それだけでいいのに」、「増えないといいけど」。
この4つの微妙に違う表現にクスリとします。天気次第で自分の心の雲行きも表現しているわけです。
僕の中では、「煙突」とこの2曲あわせて3大ミツメソングです。
Fast Car - Tracy Chapman
1988年にリリースされましたこの曲。
彼女のデビューアルバムの『TRACY CHAPMAN』のなかのリード曲のような位置付けの曲です。
You got a fast car
Is it enough that we can fly away
We gotta make a decision
Leave tonight or live and die this way
置かれている状況は芳しくないようで、彼が手に入れた車で今いる場所ではないどこかへ行こうとう決断を促している。という感じでしょうか。
彼女はアフリカ系のアメリカ人です。
昔は今より黒人に対する差別もあったのでしょうか。
なんにせよ町から抜け出したいという切実な願いが読み取れます。
So remember when we`re driving, driving in your car
The speed so fast felt like I was drunk
City lights lay out before us
And your arm felt nice wrapped 'round my shoulder
And I had a feeling that I belonged
And I had a feeling I could be someone, be someone, be someone
彼の車に乗っていた時のことを思い出す
乗り物酔いになりそうなスピードで街の光を背にして走り抜ける
彼の腕に包まれて幸せだった
自分がそこにいていいんだと思った
それに何者かになれるような気もしたの
珍しく自分なりに意訳してみましたが、切なくて胸を締め付けるような歌詞です。
最後のこのサビは涙腺を刺激します。
素晴らしい歌だと思います。