めぐる - 優河
大晦日と正月は食っては寝、食っては寝の繰り返しでした。
堕落を体現した年末年始。
それでも初日の出はなんとか見て、それからゆっくり年始めの一曲を聴きました。
年始めの一曲は優河の「めぐる」。
年末に行った港町ポリフォニーでは初めて優河の歌を聴きました。
そこで聴いたこの曲が一年の始まりの穏やかな朝にピッタリだと思いました。
めぐりめぐる 時の中で
すべてが始まるなら
いまがつづいていく
正月の朝はどうしても厳かな気分になって、これから一年どんなことが起こるだろうとぼんやり考えます。
「いまがつづいていく」という表現。
未来や過去にとらわれることなく、今という一瞬一瞬を生きることができたらどんなにいいでしょう。
アマゾンには未来と過去の概念を持たない民族がいます。
精神的には彼らの方がよっぽど高次元にいます。
凄い人が今を一生懸命頑張りなさいという理由がわかります。
過去や未来にとらわれても仕方がない。
「めぐり めぐる」。
なんだか宇宙の万物流転を歌っているようです。
2020年がんばるぞ。