Skinney Love - Bon Iver
北欧やカナダの森のなかを思い浮かべる温度感。
そう思ってBon Iverの曲を聴くのですが、本当に山小屋に籠って音楽制作をしていた頃があったらしい。
繊細で静かな、そしてなにより綺麗な音楽ですよね。
でも情熱的でもある。
Skinny Love(やせこけた愛)というタイトルからもわかるように、息も絶え絶えな恋愛を歌っています。
もう後戻りはできないとわかっていて、それでも祈るようにして歌っているような気がして胸が切なくなります。
I told you to be patient
I told you to be fine
And I told you to be balanced
And I told you to be kind
なにもかも求めすぎてしまったのでしょうか。
完璧な人などこの世にいないし、自分が求める理想を完全に満たすパートナーもこの世にはそうそういるものではありません。
それでも二人の行く先を真剣に考えれば考えるほど、多くを求め、結局全てを壊してしまう。
Bon Iverの繊細な声が本当に切ないです。
In the morning I’ll be with you
But it will be a different kind
andymoriの「兄弟」で「何もない朝に君を見つけたいんだ」とは対照的な歌詞だなと思いました。
朝起きて、隣に寝ている恋人をみて、もう二人の愛は良くない方向へ傾いているのだと気づいてしまうのですから。
なにかとandymoriの歌詞に結び付けるのは僕のクセです…。
例によって凄くいい歌詞の和訳があったのでご紹介。