ロックンロール - くるり
くるりの曲のなかで一番好きな曲で、「ロックンロール」という言葉が題名に入る曲の中でも一番好きな曲。
2018年の森、道、市場の最終日、ザーザー雨が降りしきる中で水たまりに足を突っ込んでくるりが出てくるのをじっと待ってました。
6月だけど雨が身体を冷やして凍えるようでした。
でもくるりが出てきてこの曲を歌ってくれて、小刻みに身体をゆらしてるうちに身体も心もポカポカになったのをよく覚えています。
この曲のイントロは本当にすごい。
聴いたら勇気がでる。
「うおおお!」ってなる。
涙を流すことだけ不安になるよ
この気持ちが止まらないように
涙はコップからあふれ出る水のように、ブワッと出てきます。
それは目に見える気持ちの表れで、高まる気持ちが限界を超えてしまったのだと気づきます。
最初聴いたとき、少し変わった歌詞だなと思いましたが最近になってくるり節のようなものかなと思います。
うまく言えないですけどくるり節みたいなものってありますよね。
「HOW TO GO」はとくにその毛色が強い気がします。
使う言葉とか、語尾とか。
裸足のままで行く 何も見えなくなる
振り返ることなく
天国のドア叩く 天国のドア叩く
いつかは自分も死を迎える。
その実感は疎かにしてはいけないなと思わされます。
それは死を恐れることでは決してなくて。
毎日を全うする活力に変えるような。
ただ一つ、甘えたことを言うと僕は時々でいいから振り返ることをしたいです…。
たった一かけらの勇気があれば
あなたを想う本当の心があれば
僕はすべてを失えるんだ
力強い。すごく好きな歌詞です。
確かな拠り所があるだけで何はなくとも強くいられる。
そんな風にあれたら素晴らしいなと思います。
andymoriによるカバーも。
こっちは弾ける若さを感じるカバーだと思います。
今のくるりのメンバーのファンファンがいるのもいいですね。