Carry Me Ohio - Sun Kil Moon
Sun Kil Moonの『Ghosts of The Great Highway』というアルバムから「Carry me Ohio」。
ボーカルのMark Kozelekの声がすごくいい。
哀愁、郷愁をまとうこの声はこの曲にピッタリすぎます。
My open eyes the lightning storm
The tortured mist felt soft, felt warm on my face
「見開いた僕の目と雷雨の嵐。苦痛のはずの霧は僕の顔に柔らかく、温かく触れた。」
Craving dreams
A million miles ago you see
And the star that I just don`t see
Anymore...
「渇望する夢。100万マイルも前に君が見た星は、僕にはもう見えない。」
Sorry for
Never going by your door
Never feeling love like that
Anymore
「ごめんね。君の家を訪ねることもしないで。あの頃のように愛することができなくて。」
曲の題名が意味するところは、「遠く離れた愛する人が住むオハイオへ」。
ではなく、「愛する人がまだ居た頃のオハイオへ、時間と空間を超えて連れて行ってほしい」、そんな歌ではないでしょうか。
歌詞からはもう叶わない恋だということがなんとなく伺えます。
行ったこともないアメリカの大地だけど勝手に思いをはせます。
アメリカの州の名前ってどれも一回は聞いたことあるものばかり。
ジョン・ケルアックの「オン・ザ・ロード」ではホーボーたちがアメリカの地を転々と渡り鳥のように旅していました。
耳にはなじみ深いけど、行ったことがないからすごくあこがれがあります。
いつかルート66でも横断してみたいなぁ。