Life Is Party

NEW MUSIC , NEW LIFE

Folkrore - クラムボン

 

 

梅雨時のすこしメランコリックな気分のとき、この曲が気晴らしになります。

 

雨上がりに差し込む、晴れ間みたいな歌だと思います。

 

 

 とにかく歌詞が大好きです。

 

強い台風の去ってた夜に

高いビルの上から街を眺めてた

風はまだ少し移り気で

去り際のタイミングをつかみ損ねてる

隣の住宅のネオンが

陽炎のように揺らいでた

こんな景色見たことない

見慣れていたのに

 

 

抜き出した部分、ちょっと長いですがまとめて見るとハッとさせられます。

 

 

ネオンが揺らいでいるのは、都会特有の景色なんでしょうけど、この描写だけでもその風景が伝わってきます。

 

見慣れていたのに、見たことない。

ふとした瞬間にいつもの光景の美しさに感動することあります。

そのときの感動って結構すごくて、旅行に行って綺麗な景色を見るのよりも心に残ったりするものです。

 

 

 

何かが変わっていくような

そんな気がした あと少しで 

何事もなく消えてゆく

6月6号 あと少しで あと少しで

 

雨上がりのいつもと違う感覚はなんとも言えないものがあります。

本当に何かが変わっていくような、そんな気がするものです。

 

「6月6号」。なんて響きがいいんだ。(笑)

6月ならちょうど6号くらいの台風が発生してますしね。

 

終電車の低いアナウンスが

いつもよりも透き通って聞こえてる

 

「最終電車」というなぜだかエモい言葉。

「いつもよりも」ってのがミソです。

台風一過、雨上がりの不思議な心持ちがそうさせたのでしょうか。

 

それに「低い」の歌い方が大好きです。

原田郁子さんの優しい、ささやくような歌い方は独特で、気持ちが落ち着きます。

 

少し瞼重くなって

ゆっくりと目を閉じてみる

遠くで君の声がした

そろそろ行かなきゃ

 

「行かなきゃ」って表現が大好きなんですよ。

「コーヒーブルース」でも書きましたが、井上陽水の「傘がない」、andymoriの「遠くへ行きたい」などなど。

目を閉じて「君」によばれたような気がしたなんて、、、ロマンティックでかっこいい。

 

気圧の谷を飛び越えた

そんな気がした あと少しで

気持ちがすっと軽くなる

そんな気分さ

あと少しで あと少しで

 

「気圧の谷」っていう表現がユニークで好きです。

天気図の等高線のことですよね。

2つの高気圧に挟まれて、等高線の間隔が狭いところはまさに「気圧の谷」ですもんね。

 

雨上がりの街を闊歩するイメージです。

気持ちが晴れて軽くなる感覚は共感できます。

 

 

頂きでのライブ映像です。

夕景も相まってすごい綺麗です。

 

 

 

亡きトラックメーカー、Nujabesによるリミックスバージョンも必聴です。