はぐれ雲けもの道ひとり旅 - 長澤知之
少しその町を離れて 携帯の電源を切って
しばらく友達も忘れて 鈍行に揺られるだけでいい
君にとってその生活が時折負担になったなら
恋しくなるまで旅をして
恋しくなったら戻ればいい
この曲は青春18きっぷ旅にピッタリすぎます。
テーマソング。
そしてこの歌の人生を達観した歌詞。
いつ聞いてもスカッとします。
人生の死は終末なんかじゃない
生涯の完成であり、無ではない
いいや、人生のことなど僕はわからない
けもの道のように続くだけ
死生観と人生観。
与えられた生を全うすれば、けもの道のように後ろに形となってその人の生きた跡が残る、ただそれだけだと。
かっちょいい。
「けもの道」って言葉が出て来るのいいなぁ。
スピッツの「けもの道」すごく好きな歌だし。
人生に悲哀は気取りでしかない
人生に素直は演技でしかない
いいや、人生は方位磁石も星もない
ひとり旅のように風任せ
「悲しんで立ち止まってる暇があったら楽しんどけよ」みたいなことかな。
「左巻きのゼンマイ」では同じようなことを歌っています。
答えは風の中 誰かの受け売り
「誰か」はボブ・ディランですよね。(笑)
答えは風の中、つまり掴みようがないから人生に答えは存在しないも同然だと。
つまり「深く考えずに生きろ!」と。
そういう曲なのかな。
すこし拡大解釈のような気もしますが大好きな曲です。